北九州都市圏域北九州都市圏域

海の幸・大地の幸

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自然と歴史が育んだ“食”の楽園。

3つの灘から届く、内海、外海の幸。
365日実るフルーツ。ミネラル豊富な大地に育つ元気な野菜。
北九州都市圏域は、誰もがうらやむほどの新鮮、栄養豊かな食材の宝庫です。
さらに、全国・世界から人が行き交って積み重ねた歴史は、
この地でしか出会えない食の感動を育んできました。
ひとくち味わえば、一瞬でとりこになる美味の数々を、ぜひご堪能ください。

海の幸

ひとつひとつ手磨き豊前海
一粒かき

豊前海に面する北九州市、行橋市、豊前市、苅田町、築上町で養殖、出荷されている「豊前海一粒かき」。
その名前の由来は「漁師が手間隙かけて一粒一粒丁寧に表面の汚れを落としてきれいに磨く」ということから。11月から3月にかけて味わうことができます。植物プランクトンが豊富で、波穏やかな豊前海では成長も早く、約8ヶ月の若さでも、身が殻いっぱいに大粒で濃厚な味わい。貝柱の甘みも格別です。殻付きの活きたままで全国へと届けられるので鮮度は抜群。ミネラル、ビタミン、必須アミノ酸と、様々な栄養素が多量に含まれているため「海のミルク」と呼ばれる牡蠣の味は、育った海の味だとか。海岸線沿いに点在する牡蠣小屋で、焼き牡蠣を堪能する人びとの賑わいは、豊前海の冬の風物詩です。

身とミソの濃厚なる味わい豊前本ガニ

遠浅で、広大な干潟が現れる豊前海は、有明海、八代海とともに日本三大干潟のひとつ。
「豊前本ガニ」は、初夏から冬にかけ、豊前海で漁獲されるワタリガニ(方言でガザミ)の中でも、特に身入りのいい良質なものだけという選ばれし味わいです。多種多様な生きものが集まり栄養に富んだ干潟で育つことでみっしりとした身は、濃厚な旨味と甘みがあります。特に秋から冬、ミソと卵がつまったメスはまた格別。蒸し上げた時の鮮やかな朱色も美しい、豊前海の幸です。

はじける食感 ひろがる旨味関門海峡たこ

「関門海峡たこ」とは、北九州市の関門海峡でたこつぼ漁を中心に丁寧に漁獲された500g以上のマダコのことです。
関門海峡の激しい潮流に流されないように筋肉が発達した短い足をしていて、吸盤が足の先までついており、紫川からの豊かな栄養分によって育つエサを食べることで旨味が増して、プリプリの歯ごたえと、ふくよかな甘みの「関門海峡たこ」となります。
関門海峡たこは一年を通して味わうことが出来ますが、特におすすめは夏と冬。小ぶりで身が柔らかく、たこ特有の甘さと香りを楽しめる夏。太くて、しっかりとした歯ごたえと旨味が味わえる冬。
そのまま刺身で食べるのはもちろん、しゃぶしゃぶや串焼き、唐揚げ、タコ飯など様々な料理で楽しめます。漁協の朝市などで購入でき、地元には関門海峡たこ専門の料理店もあるほど人気です。

極上の白身

福岡でハモを楽しむイメージはまだ少ないものの、北九州都市圏域では夏から初冬の脂ののった名残ハモまで、水揚げも盛んです。低脂肪で高タンパク質。話題のオメガ3系のDHAや、良質のコラーゲンを含むハモ。丁寧に骨切りされた地物が食べられるのがうれしいところ。

一本一本漁師が
釣った「一本槍」
ヤリイカ

「一本槍」は福岡県内の漁師が、筑前海で一本一本丁寧に釣り上げた、胴長15センチ以上の活ヤリイカ(ケンサキイカ)のブランド名です。戦国の三英傑に重用され、筑前国福岡藩祖となった黒田官兵衛の二十四騎のひとり、母里太兵衛友信が呑み獲った日本一の槍がその名の由来。玄界灘、響灘の荒波育ちの身は透明で、コリコリとした歯ごたえの後に、甘みが広がります。『酒は呑め呑め』の黒田節のとおり、一献進む「一本槍」。ぜひ、水揚げされる北九州都市圏域で、ご堪能ください。

大地の幸

桜色の赤身とサシ
北九州育ちの
小倉牛

平尾台を背に豊かな水と緑に囲まれ、大切に育てられた黒毛和牛。そのなかでも、厳しい肉質検査により選び抜かれ年間100頭ほどの牛だけに「小倉牛」の名が与えられます。桜色した美しい赤身に入ったサシと艶。北九州市内のみの販売にもこだわった、希少価値あるお肉です。

循環農業による
地米やおからで育つ
宮若牛

宮若市の循環型農業に取り組む牧場で、豊かな水と、地元産の飼育米・おから・稲わら等で育った「宮若牛」。旨みあふれる赤身とサシの甘み。平成17年6月には「第9回全国草地畜産コンクール」で農林水産省生産局長賞を受賞しました。

一度食べると
奥深さにはまる
ジビエの世界

「ジビエ」とは、天然の野生鳥獣の肉のこと。身体が温まることから、江戸時代には猪を食べることは「薬食い」と呼ばれていたほどで、健康志向からか、近年、ジビエブームです。京築地域はジビエ文化の発信地となっています。

若松
水切トマト

北九州市若松区で生産される高糖度トマト。その生命力を最大限に引き出すため、枯れる寸前まで水やりを減らして栽培すると、濃厚で凝縮された味のトマトとなります。生育期間は通常の倍という、手間暇かけた逸品です。

スイート
コーン

京築地域はスイートコーンの栽培が盛んです。トウモロコシより糖分が高く、生でかじると、まるでフルーツのような甘さと食感のスイートコーン。蒸すと、甘みが一層増します。旬は、5月から6月。夏の訪れを告げる味覚です。

合馬たけのこ

全国有数の竹林面積を誇る北九州市の合馬(おうま)地区で生産される孟宗竹の筍。竹林に粘土質の赤土を敷き詰め、有機肥料を与えるなどの手間暇からなるアクが少なく柔らかな食感の筍は、関西の料亭から指名される旬の逸品です。

水巻
でかにんにく

遠賀川の肥沃な土壌に恵まれた水巻町で人気を誇る、普通のにんにくの5倍ほどもあるでかにんにく。味はまろやかで、まるごと揚げるとほくほく。気になる匂いは、ほのかです。夏を乗り切る強い味方の元気野菜です。

黒大豆
クロダマル

黒大豆「クロダマル」は、大粒品種で光沢があり、アントシアニンなどの量が多く、抗酸化作用が高いのが特徴です。小竹町などで生産され、黒という色が、かつて炭鉱の町として栄えた町のイメージを伝えています。

糖度を誇る
とよみつひめ
いちじく

北九州都市圏域は、歴史あるいちじくの産地。
中でも、行橋市生まれの「とよみつひめ」は緻密な食感と、豊かな甘みが注目の品種です。

柿羊羹が名物
幻の渋柿
川底柿

「川底柿」は、小倉藩主にも献上された上毛町産の渋柿。
希少な在来種で「あおし」という技で渋抜きすると、極上の甘みが生まれます。

観光農園もありますあまおう

「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字をとった、
大人気の福岡のブランドいちご「あまおう」。
中まで赤い、いちごの王様です。

一世紀の歴史ありびわ

北九州都市圏域の中でも、岡垣町は樹齢100年を超える木もあるびわの産地。主な品種は、甘みが濃い「茂木」と大玉の「湯川」。ふくよかな味わいです。

ゆずペーストは
海外からも人気
ゆず

豊前市では、「豊前棚田ゆず」として、
ペースト加工にも取り組んでいます。
フランス、シンガポールなどにも輸出されている逸品です。

レモンで町おこしレモン

地元産レモンを使った「レモンケーキ」やタルトなど、名物づくりに取り組む上毛町。無農薬の国産レモンとあって人気を呼んでいます。

珍しい品種の
直売もあります
ぶどう

鞍手町の「鞍手ぶどう」、岡垣町の「漢方巨峰」、宮若市などが栽培が盛んで、巨峰狩りもできます。珍しい高級品種の直売も人気です。

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