2022.02.14

北九州市

【特集】“小倉みつばち”が運んできた10年目の奇跡 第2回

北九州産の蜂蜜と無農薬レモンで作った「Lemony」を食の地域ブランドに！
セントシティ2階にある「KOKURA STAND」では、ビルの屋上で採れた蜂蜜を使ったレモネードを飲むことができます。
今人気のレモネードを北九州市の新たな食のブランドにできないか。そう考えたのは、「小倉みつばちプロジェクト」の2代目代表・小松良明氏です。
使用する蜂蜜もレモンも北九州産でなければ食の地域ブランドにはなれないと、北九州産にこだわったハニーレモンシロップの開発に乗り出した小松代表。ここから、試行錯誤の日々が始まります。

「小倉みつばち」の蜂蜜は量が限られていますが、市内には養蜂場があります。蜂蜜は確保できますが、そもそも北九州でレモンが採れるのか…。いろいろ調べてみると、レモンもちゃんと栽培されていました。それも、有機栽培のレモンを見つけた小松代表は、「ハニーレモンシロップを新たな食の地域ブランドに育て上げ、地元北九州を盛り上げたい」という大きな夢を抱くようになります。

潮風を受けて風味豊かに育った無農薬レモンと、北九州の自然の恵みを凝縮した市内養蜂場の天然無添加の蜂蜜。そこに、ミネラル豊富で身体を温める効果があるビートグラニュー糖(てんさい糖)のみを使用し、「Lemony(レモニー)」は誕生しました。「小倉みつばちプロジェクトの発足から11年目の奇跡」と、その出来栄えに自信満々の小松代表です。食の宝庫・北九州の美味しさがギュっと詰まった「Lemony」は、栄養もたっぷりで、いろいろな飲み方が楽しめます。